［形態］装花

［内容］卓上花・正月アレンジメント

主な流れ

［希望内容］

お正月用床の間装飾

・正月用の壺花を作ってほしい。大きく、悪役の自宅に飾るイメージ。

卓上花

・洋館に飾るお花。9月と11月頃、秋っぽく 冬のイメージで、高級感 シックな感じで制作。

［対応］

・参考写真でイメージを擦り合わせ。

・会談のシーンに合わせ落ち着いた色合いで制作。

［担当した花智スタッフの声］

初めに頂いたお仕事の壺花は、”悪役の自宅に飾る”ということで

ぱっと見は深い色合いのお花たちですが、独特な形をした花だったり、変わった実物

使っていたりと、華やかな中にも異質さを感じる壺花制作しました。

引取りの際には「大きいかも…」となりましたが、現地では監督が気に入ってくれたと

聞き、嬉しく思い、そして安心したのを覚えています。

次に頂いたお仕事の洋館に飾るお花は、対談するシーンで使用する、

高級感とシックな感じでお願いします。と聞き、花瓶とお花を探し回る所から始まりました。

毎回、今までに例の無い様なご注文を頂けるので楽しく考えながら作品を制作させていただいています。

今回制作をした4つの装花は、どれも手の限界との戦いでした(笑)

季節を意識したお花を使用してほしいとの事だったので、9月の花にはアジサイ、キキョウを使用し、

ブルー、ムラサキの色とガラスの花瓶で秋に入る前の落ち着いた涼をイメージして制作しました。

11月の花は白を基調として、実物や白塗りの枝、シルバー系の葉物で冬らしくまとめ、

器も白とシルバーで統一しました。

秋の花は、撮影時期とピッタリ一緒だったのでススキやフジバカマ、オミナエシなど季節の

お花をたくさん入れることが出来ました。

冬のイメージで制作した花はアイボリーと白、葉物の丸さとスプレーバラの丸さで冬を表現しました。

ラッパ咲きのお花を入れる事でシャープさを出し、高級感も忘れないように制作しました。

一つ一つ季節感や雰囲気を掴みながら制作したのでとても思い入れがあり、楽しかったです。

一瞬かもしれないですが、注目して見て頂けると嬉しいです。

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